中国国家質量監督検験検疫総局（国家質検総局）と農業部はこのほど、リスク評価結果に基づき、2010年第12号公告を共同で発表した。これによると、中国は、新型インフルエンザ対策として実施していたメキシコ、米国、カナダ3カ国からの豚肉輸入禁止措置を解除、中国の検験検疫条件をクリアする豚肉および関連製品の輸入を許可することとなった。

国家質検総局は4日、同局公式サイト上で、公告の内容を発表した。

国家質検総局と農業部は2009年、新型インフルエンザの中国への流入を防止し、中国牧畜業の安全と人体の健康を保護する目的で、第31号、第365号、第38号公告を次々と共同で発表した。これにより、メキシコ、米国テキサス州、カリフォルニア州、カンザス州、ニューヨーク州、オハイオ州、カナダ・アルバータ州など新がインフルエンザ発生地域から、豚肉および関連製品を直接あるいは間接に輸入することが禁止された。

「人民網日本語版」2010年3月5日