中国一太った男性の悩み多き生活
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中国一太った男性の悩み多き生活

点滴の際には血管がどこにあるかわからず、CTでは内臓が見えず、超音波が通らず、MRI装置にも入れない「中国一太った男性」である重慶省大足県の梁用さんは最近、病院で診察をした。診察に2日もかけたが病気は見つからず、すべての検査機器は体重約225キログラムの彼を前に役目を果たすことはできなかった。

 専門家たちは、「梁用さんは太りすぎで、心肺機能は長時間超負荷で動いている状態。そのため、梁用さんは生死の危険に直面している」と話す。

基本的な衣食住や移動でも、梁用さんには普通の人が想像できない悩みがある。服は10歳のころから、同年代の子供たちと同じような体にぴったりの服と靴を身につけることはできなかった。いつも綿布を買い、体のサイズを測ってオーダーメイドしていた。

ここ数年、梁用さんはダイエットのため節食の苦痛に耐えている。彼は、毎日3~4キログラムのご飯を食べることができるが、ダイエット中、彼はお腹いっぱい食べたことは一度もない。

梁用さんは「家を出てから、自分が座れる椅子はどこにもなく、宿泊するのも面倒だ」と話す。

毎回の外出は梁用さんにとって苦しい試練である。太りすぎているため、バスに乗る時、いつも周りの人に贅肉を押さえてもらい、体を斜めにしてようやくドアを通ることができ、普通のタクシーには入ることができない。