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四川大地震3年①被災地で「命の授業」を実施するJICA
発信時間: 2011-05-09 | チャイナネット

アジアを揺り動かし、全世界を驚かした「5.12」四川大地震が間もなく3周年を迎える。四川省統計局によると、今年2月末現在、国の全体的復興計画に盛り込まれたプロジェクトの92.4%がすでに完工し、今年9月末までに、四川省の震災後の復興建設は全面的に完了する予定となっている。

深刻な被害に見舞われた被災地はこの3年間で、世界各国の援助を受けてきた。特に隣国の日本は、震災後直ちに国際緊急救助隊を派遣し、義捐金を寄付したほか、復興事業の様々な分野で中国に支援の手を差し伸べた。

例えば、発展途上国の経済や社会の発展への寄与を目指す日本協力機構(JICA)は、日本の複数の関連機構と協力し、被災者の心のケア人材育成、地震緊急救援能力強化、震災後森林植生復旧などの多くのプロジェクトを実施し、被災地の復興事業に力を添えてきた。

(1)「命の授業」―心のケアの人材育成プロジェクト

マグニチュード8.0の四川大地震が、4,600万人以上の被災者数をもたらした。多くの子どもが犠牲になり、家族や友人の喪失により多くの人がこころに深い傷を負った。生活環境の変化や失業、身体的障害などにより、心理的に不安定な状況に陥る人も少なくない。

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