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新体操金メダリストの没落 街頭パフォーマーに
発信時間: 2011-07-19 | チャイナネット

 

7月18日、この日、張尚武にホテルの部屋で取材をした。

数日前、北京の地下鉄王府井駅のA出口を通ったなら、見かけたかもしれない。短身だが、がっちりした体格の青年が模範的な新体操のトーマスという技を披露し、観衆から喝采や拍手をもらっているのを。彼の足元には、活字で書かれ、パウチ加工された自己紹介が置いてある。「私は2001年北京世界大学生運動会の新体操団体種目と吊り輪種目で2つの金メダルを獲得しましたが、引退後、左足アキレス腱の断絶、右足の骨折、両足の外側靭帯の断絶で、肉体労働ができなくなりました…。」

倒立やトーマス旋回など彼の技のレベルは素晴らしいものだ。国家の威信をかけた試合に出たこともあるほどなのに、今はストリートパフォーマーとしてこの技を使うしかない。この非常に専門的な「パフォーマンス」で、張尚武はいくつかのコインや5元、10元という紙幣を集め生活している。「金メダルを持った物乞い」このキーワードが数日ネットの注目ワードになっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月19日

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