7月18日、この日、張尚武はホテルの部屋にいた。

張は、スポーツ管理に関係する役所がスポーツ選手の引退前にその後の身の降り方について考えてくれることを望んでいる。「役所の計画を聞いてから状況に応じて仕事や就学先に連絡を取る。そうすれば、準備ができるし、安心です。スポーツチームから直接社会になげだされることがなくなりますし。」

目下、あるメディアが張尚武に払ってくれた部屋代は後3日でなくなる。その後どこに住めばいいのか、全くわからないという。また、ストリートパフォーマンスをするだろうという。「気持ちの上では納得しています。刑務所まで行ったのですから、慣れると思います。」

パフォーマンスで多い時は1日50元の収入があるという。いつも都市管理員や警察に追い払われながら、歩道橋の下で寝る時やネットカフェですごす夜もある。彼はいう。「でも、おなかいっぱい食べられますから。」

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2011年7月19日