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japanese.china.org.cn | 13. 12. 2012 |
中国の映画界は2012年も、国産映画の赤字傾向に歯止めをかけることができなかった。その理由として内在的な市場規律が挙げられるが、最も注目すべきなのは、「質の向上」に至っておらず、「ひどすぎる」というのが正直な感想だ。中国紙「大衆日報」が報じた。
今年制作された中国産映画のうち、知名度が低く、興行収入も取るに足りなかった低・中コスト映画以外で、当紙やネット上の映画ファンの評価を総合した結果、主に「大作」と言われたにもかかわらず、「最もひどかった10作品」は以下の通り。
1位 「王的盛宴」(The Last Supper)
釈然としないアクションの連続であるうえ、美しい女性とのラブストーリにも欠け、息をのむシーンもない。同作品は「陸川監督の独り善がり」という言葉にすべてが収縮されているだろう。同作品に関してある映画評論家は、「最悪」と一蹴。陸監督が自分に酔っているだけで、観衆はストーリーに共感できず、最終的には気持ちが離れてしまう。見どころがないことで、作品全体にリズム感が全く出ていなだけでなく、時々出てくる人を呆然とさせるシーンが後味を悪くする。同作品は全体的に、ダラダラしたリズム感で、情報量も少なく、功名心にとらわれた若い監督のナルシシズムの産物。
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