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japanese.china.org.cn | 06. 01. 2013 |
反体制派の武装組織の人々が、街中で藤原さんを呼びとめ、積極的に記念撮影を求めることもあるという。藤原さんは「とても魅力的で、惹きつけられるんだ。ここの人との交流を楽しんでいるよ」と言う。写真撮影に夢中になっていたときに、「逃げろ、撃たれるぞ!早く逃げろ!」という声が飛んできたときもあったという。
しかし、それでも藤原さんはそんな言葉はお構いなしに、動じることなく撮影を続けるのだそうだ。撮った写真をフェイスブックにアップして、みんなと共有するのが楽しいと藤原さんは話す。
「私はただの観光客だし、あなたたち記者とは違って、銃撃戦でも標的になることはないよ。それに、もし撃たれたり、彼らが私を殺そうとしても、怖いとは感じない。私は日本の武士の精神を持っているから」と藤原さんは教えてくれた。
街を歩くとき、防弾服もヘルメットも身に付けない藤原さんは「逃げるときに重くて、かえって邪魔になる。身軽で前線に行くほうがおもしろい」と言う。藤原さんは自身の撮った写真で、お金を稼ぐことは考えていないようだ。2500ドルのトルコへの飛行機のチケットも、居候させてもらっているトルコ人に支払っている25ドルも、日本での仕事で稼いだお金だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月6日
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