英紙『デイリー・メール』2月16日付の報道で、エミレーツ航空のA380旅客機で発生した、身の毛もよだつような事故の一部始終が明らかになった。当日、イギリス人の乗客、デイビット・レッドさんは息子のルイス君と一緒に、アラブ首長国連邦の航空会社・エミレーツ航空の最新の世界最大級旅客機「エアバスA380」に乗っていた。離陸から約2時間後、凄まじい爆発音が響き、爆弾が爆発したのではないかと機内は一時騒然となった。状況を確認すると、ビジネスクラスの緊急脱出口の扉が開き、機内の気圧は一気に下がっていた。爆発音だと思ったものは、外から強烈に吹き込む冷たい風だったのだ。