同研究院の呂自力院長によると、「中国のクローン牛の父」と呼ばれる中国科学院の専門家、陳大元教授とクローン羊の技術で経験豊富なオーストラリアの企業から派遣された2人の専門家が新疆でクローン牛の研究を始めている。
呂自力院長は「『中国クローン牛技術』の共同開発と応用は、現時点で世界最大のクローン牛プロジェクトで、第1段階の作業は今年7月下旬に開始された。現在は、第2段階の作業に入っており、1度に200万個のクローン胚を移植する」と述べた。
呂自力院長はまた「双方は、第2段階でクローン牛の生後3カ月の生存数は50匹と期待している。協力に成功すれば、将来的にクローン技術と遺伝子組み替え技術を応用し、バイオ製薬に取り組みたい」と語った。
「人民網日本語版」2002年10月15日