中国外交部の孔泉スポークスマンは9日、北京での記者会見で、8日までに、中国国内ではSARSの臨床例や感染疑い例は一例もないと発表した。
この中で、孔泉スポークスマンは「中国衛生部報道弁公室の関係者がこのところ連続して談話を発表し、中国は4月20日以降においても、SARSなどの伝染病に関するゼロ報告制度、つまり臨床例がなくてもかならず報告するという制度を実施していることを明らかにし、更に中国の医療機関はSARSが再び蔓延することを防止するため、変わることなくあらゆる予防措置を講じている」と強調した。
CRIより2003年9月10日