国内で初めてとなる玉の歴史を紹介する玉文化博物館が河南省南陽市、鎮平県の石仏鎮玉彫湾に完成した。同県は「玉彫刻の里」と呼ばれ、全国最大の玉彫刻の生産・加工・販売の地として知られている。
博物館は行書「玉」の字をかたどった造りで、武漢大学都市建築学院の趙冰院長が設計した。1階には展示ホールや多機能会議ホールを設置。2階が玉の文化を紹介する博物館となっている。著名人の作品や優れた彫刻、内外の様々な玉石、歴代の制作工具、作業場などが展示されており、中華5千年の玉をめぐる文化や歴史、その芸術性を幅広く理解することができる。
「チャイナネット」2003年9月12日