海南省は今後、公共衛生施設の整備に乗り出す。2億元の資金のうち、国家発展・改革委員会が3947万元拠出するほか、日本政府の円借款2000万ドルを利用する。
同省が進める疾病予防関連プロジェクトは合計19件。海南省疾病予防制御センター業務用建物の建設に180万元、海口市と三亜市疾病予防制御センターの業務用建物に各300万元、瓊海や儋州、東方、屯昌、文昌、楽東、澄邁、臨高、保亭、陵水、白沙、万寧など市・県の疾病予防センターの業務用建物と基本設備購入に1540万を充てる。
円借款は三亜市リハビリ救急センター、海南省伝染病病院、海南省疾病予防制御センターのシステム整備プロジェクトなどに利用する。また同省は、基本建設資金の一部を瓊中や定安、五指山、昌江など市・県の疾病予防制御センターの建設に回す計画。
「チャイナネット」2003年9月17日