第1回世界仏教フォーラムの閉幕式と世界平和法会が16日、浙江省舟山市の普陀山(中国の仏教四大名山の一つ)で行われた。
同フォーラムに参加した高僧の代表108人が法会を執り行い、ともに世界平和を祈願した。中国仏教協会副会長の明生法師が「世界平和祈願文」を読み上げた。
同フォーラムでは「普陀山宣言」が発表され、同時に同宣言を記念する石碑が普陀山に建てられた。
同宣言は、平和は人類の永遠の希求であり、調和は人類が向かうべき最高の境地であるとし、「世界の調和は、一人一人に責任がある。調和ある世界は、人々の心から始まる」と指摘している。
中国の仏教四大名山は、五台山、峨眉山、普陀山、九華山。
「人民網日本語版」2006年4月17日