十年間の努力で、中国のバレーボールリーグが誕生し、すくすくと成長し、急速に盛んになり、今ではイタリアバレーリーグについで世界二位のバレーリーグにランクされるに至った。
中国バレーボール管理センターの張蓉芳副主任は全国バレーリーグ会議の席で、「中国のバレーリーグは世界で最も優れた一国のバレーリーグの一つとしてランクされるに至った。十年前に、リーグのチームは男女種目のそれぞれ8チームしかなかったが、今はそれぞれ16チームに達することになった。リーグの規模から見れば、世界各地の選手を集めているイタリアの国際プロリーグについで、世界二位のリーグとなる」と語った。
張蓉芳副主任によると、中国バレーリーグは初めのころは資金がなく、行き詰まっていた。しかし、三回目のシーズンから、ボレーリーグの価値は絶えず上昇しつつあり、今では2000万元を上回っている。
中国バレーリーグの成功の今ひとつのメルクマールは競技水準のレベルアップである。馮坤選手、趙蕊蕊選手、楊昊選手など優れたバレー選手を育成し、これに基づき、中国女子バレーボールチームは17年ぶりにワールドカップのチャンピオン、五輪大会の金メダルを手にした。中国男子バレーボールチームは四回もアジア選手権のトップとなったが、そのうちの三回はリーグ誕生後のことである。
1996年の初シーズンのリーグ戦の際、観客はわずか11万人で、毎回の試合の観客数は500人未満であったが、十年目のシーズンでの観客数は合計51万人に達した。
中国バレーボール管理センター・競技および財政・経済部の李雪亮主任によると、中国のバレーリーグが成長をとげ、盛んになった主な要因はバレーボールチームの健康なイメージにある。中国のバレーボールチームは自らの健康なイメージを断固として確保し、良くない傾向が現れた途端に、中国バレーボール協会は管理規則に基づいて厳しく処分し、その次のリーグ戦のピュアであることを確保することに努めている。中国バレーリーグの健康なイメージは優良な企業の協賛を勝ち取り、歩歩高会社は7年間続けてスポンサーとなり、リーグへの資金投下は年間20%増となり、計1億元を上回るものとなった。
「チャイナネット」 2006年8月30日
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