3月26日、北京は五輪大会まであと500日を残すことになった。最も期待されているオリンピックの盛会のため、北京市の競技場、道路およびその他のインフラ整備は予定どおりに完成しうるのかと疑う人はいないと思う。2007年夏に、数ヵ所の競技場が完工することになり、これらのプロジェクトは400億ドルを費やすプロジェクトの一部である。リンドバーグIOC副会長はこれについて、「すべての工事は計画どおりに進んでいる。現在、北京五輪の工事は人手がいくらか足りないかもしれないが、数ヵ月後には全べて整えられるとわれわれは確信している。アテネ五輪とは違って、最後の瀬戸際で塗装する場面、最後まで働いている大工さんを見かけることはないだろう。北京の準備はアテネより十分であることは疑う余地はない」と語った。

過去25年間、中国は9％の経済成長率を保ち続けているので、インフラ整備の面で豊な経験を蓄積している。しかし、中国はオリンピック大会のような複雑な国際スポーツ大会を開催したことがない。また、主に英語を使用する海外メディアとのお付き合いも限られたものである。これについて、「中国は国際的経験が不足しているので、関連分野の専門家を招請することに力を入れている」とリンドバーグIOC副会長は語った。

「チャイナネット」　2007年4月5日