2007年7月1日、夜のとばりの中で北京五輪のメーンスタジアム(愛称は「鳥の巣」)はライトアップされ、ひときわ目立つ景観となった。当面、「鳥の巣」の配電室は隣の変電所からの回路を通じて、正式な送電を始めることになっている。ほかの三の電源工事は目下工事が大急ぎですすめられている。
プリツカー賞を受賞したヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン社と中国のデザイナーたちが協力しあって完成した「鳥の巣」は第29回オリンピック大会のメーンスタジアムであり、北京五輪の開幕式、閉幕式、陸上競技、サッカーの決勝などがおこなわれるところでもある。北京五輪のあと、内外の競技試合や大がかりのレジャー・エンタメ施設として利用されることになっている。
「チャイナネット」 2007年7月3日
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