北京が五輪誘致の際に国際オリンピック委員会(IOC)からの求めを承諾した7つの緑化プロジェクトが、現時点ですべて実現した。国家林業局が7日午前に開いた記者会見で、北京市園林緑化局の強健副局長が明らかにした。
強健副局長は以下のように説明した。
緑化建設の目標は主として次の7項目だった。
▽市内全域の樹木被覆率を50%に近づける
▽山間部の樹木被覆率を70%にする
▽都市部の緑化率を40%以上にする
▽市内全域で3つの緑化生態保護壁(グリーンベルト)を整備する
▽「5つの河川と10の幹線道路」の両側を2万3千ヘクタールの緑地帯にする
▽市街地区に1万2千ヘクタールの緑地隔離帯を作る
▽市内全域の自然保護区面積を市面積の8%を下回らないようにする。
この6年の努力の結果、造林緑化計画はすべて完成し、確約した目標を基本的に達成した。都市部、平野部、山間部に3つの緑化生態保護壁が出来上がり、五輪開催に確固とした基礎が固められた。
「人民網日本語版」2007年8月8日
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