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北京五輪開催まで
五輪主催の北京 水環境の改善を確保

「第11次5カ年計画期間における北京市のインフラ整備企画」によると、2010年までに、北京市の第六環状路以内の川と湖の水がほとんどきれいになることを目指している。当面の北京市の水資源保護および水環境の整備から見れば、この目標は繰り上げて達成の可能性はある。

北京市水務局の劉培斌・副総技師によると、2007年年末までの時点で、北京市の第六環状路以内の市政府管轄下のすべての川と湖は水がきれいになり、各区・県管轄下の湖、川は2008年北京五輪開催前にも、水がきれいになる。

当面、北京市の都市部汚水処理のメーンシステムはすでに充実しており、北京市の9カ所の汚水処理工場、それと関連のあるパイプラインのネットワークは1日248立方メートルの汚水を処理することが可能で、汚水処理率は90%に達する。2008年の北京五輪までに、北京市はさらに5カ所の汚水処理工場をつくり、それにより、汚水処理率はさらに90%を上回ると見られている。

水質を改善するため、北京市全体としての水循環システムを充実させるほか、川と湖に対し物理、化学、生物および生態的措置を講じ、小循環とミクロ循環システムを構築する。例えば、きれいな川水が流れるようにするため、下流の川水をパイプラインを通じて上流に揚水し、小循環を形成させた上で、築山や庭園の樹林、「橋あり、水の流あり」といった人工的な景観を通じてミクロ循環を形成させる。川や湖ではハス、アシなどの植物を栽培し、稚魚やドブガイを養殖し、水質を改善させるやり方も考えられている。

「チャイナネット」 2007年8月29日

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