2008北京オリンピック安全保障国際協力会議が10日、北京で開催された。これは、中国公安部と第29回オリンピック組織委員会により共同で主催されたもので、32の国や地域の法執行機関の代表および国際刑事警察機構、上海協力機構の関係者が出席した。会議において、オリンピック安全保障指揮センターの馬振川総指揮(北京市公安局局長)は、オリンピック期間中、北京は競技の安全確保に直接携わる要員として、警察、専門の警備員、安全担当のボランティアを含めて8万人以上を予定していることを明らかにした。「中国青年報」が伝えた。
中国公安部の劉京副部長の話では、北京オリンピックの安全保障担当部門は、これまでのオリンピックの成功した経験を十分取り入れ、中国の国情や実際に立脚して、競技施設、テロ防止、情報、要人警護、大規模イベントなど52項目の安全確保についての計画を立て、500項目以上の具体的な実施案を組んでおり、これからもさらに強化と整備が進められるとのことだ。
「人民網日本語版」2007年9月11日
|