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北京五輪開催まで
北京五輪組織委員会 五輪トーチが台北市を経由しないことについてのコメント

9月20日、中華台北オリンピック委員会の蔡辰威氏が書簡により、「五輪聖火トーチが台北市を経由することについて北京五輪組織委員会との協商をやめる」ことを明らかにし、一方的に会談を中止し、協商の道を遮断した。

その夜、IOCは「五輪聖火トーチの台北市の経由を取り消す」ことを北京五輪組織委員会に通達した。北京五輪組織委員会は、五輪聖火トーチが結局台湾省を通過せず、五輪聖火トーチへの台湾同胞の期待を満足させることができないことについて、遺憾の意を表した。

北京五輪組織委員会の報道官は次のようなコメントを発表した。事ここに至っては、台湾当局はすべての責任を担うべきである。五輪聖火トーチリレーの台北市経由のため、昨年の11月から、北京五輪組織委員会は「オリンピック憲章」とIOCの規則に基づき、平等な協商という積極的かつ実際的な態度で、直接の会談と書簡での協商など、さまざまな形で中華台北オリンピック委員会と話しあい、最大の努力を尽くして五輪聖火が伝える喜びとパッションを台湾同胞と分かち合おうという大陸部の誠意を十分に表した。しかし、台湾当局は「オリンピック憲章」に違反し、「北京五輪聖火の台北経由」を政治的な駆け引きの道具にした。北京五輪組織委員会と中華台北オリンピック委員会が到達した共通認識と聖火リレーの計画的ルートを否定し、様々な手段で邪魔をし、五輪聖火が台北を経由しないという結果を導き、IOCのメンバーが五輪聖火が自らの管轄区を経由することを拒否するという未曾有の悪い前例となった。

オリンピック聖火はオリンピック精神の最高のシンボルと見なされ、オリンピック聖火のトーチリレーは全人類の平和と友情の祝典である。IOCの指導のもとで、北京五輪組織委員会は現在、世界各地のトーチリレーの経由都市と緊密に協力しあい、「同じ世界、同じ夢」というテーマを広くPRし、「調和の取れた旅」という聖火リレーの趣旨を堅持し、北京五輪の聖火トーチリレーの円満な成功を目指している。

「チャイナネット」 2007年9月24日

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