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北京五輪開催まで
北京五輪期間、空気の質がよい「好天」が続く見込み

北京五輪組織委員会は26日、「北京2008年五輪・パラリンピック環境報告(2001~2006年)」を発表した。同委工程・環境部の余小萱副部長は記者会見で、五輪開催期間(8月8~24日)には空気の質が「良」に相当する2級レベルをクリアするとの見方を示した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

余副部長の指摘によると、空気の目標値達成状況をみると、北京市では今年6~8月に高い目標達成率を記録した。昨年8月は目標達成日が30日に上り、今年8月は28日に上った。こうした状況を土台に、今年は石炭燃料ボイラー1500台を改造し、すべての発電所で脱硫装置や窒素・酸素化合物の除去装置といった環境保護設備の設置を進める。大気中の、ガソリンスタンド、石油倉庫などから排出された石油・天然ガスを含む危険物の回収も進める。また五輪開催期間には交通規制措置を取り、一部の土木作業や石材加工作業、コンクリート撹拌作業などを一時的に停止する。こうした試みにより、来年8月の五輪開催中、空気の質は連日2級レベルをクリアすることが見込まれる。

同報告では主に、エコ五輪実現に向けた01~06年のプラン制定状況や建設作業の進行状況などを紹介している。6年間に北京市の汚染物質指数は13.8%低下し、06年は空気の質が2級レベルをクリアした「好天」が66.1%に達した。また6年間に深刻な汚染や住民の苦情に基づき整備や移転が行われた企業は197社に達し、うち北京煉焦化学工場など141企業は生産停止・移転処分を受けた。

「人民網日本語版」2007年9月27日

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