北京市交通部門は22日、オリンピック前までに、地下鉄1号線、2号線に新車両の導入と入れ替え合わせて264両を投入する本来の計画から、さらに新車両418両を2号線、13号線、八通線、5号線、10号線に追加投入し、軌道交通の混雑を緩和する意向を示した。「京華時報」が伝えた。
今月7日から、地下鉄5号線が開通し、北京の地下鉄切符が2元単一制になった。以来、地下鉄の利用者が増え、1日あたりの乗客数は、5号線開通前より、100万人近く激増した。1月~9月までは、1日あたりの平均乗客数は157万人だったのが、10月7日以降、248万人に達した。地下鉄の混雑を緩和し、旅客輸送能力を強化するため、車両の編成数を増やし、運行間隔を短縮するなどの措置をとる見通しだ。
「人民網日本語版」2007年10月23日 |