北京市排水集団は24日、北京市の汚水処理状況について国内外のメディア数10社から取材を受け、同社のエンジニア王洪臣氏が、北京では現在1日に220万トン前後の汚水が発生しているが、同市の汚水処理能力は1日250万トンだと説明。ここ数年の同市の汚水量は低下する傾向にあることから、汚水処理施設はニーズを完全に満たせているという。「北京娯楽信報」が伝えた。
北京市は10数年来、汚水処理と水再生施設の建設に100億元以上を投資してきた。通惠河、○河、清河、涼水河流域の水汚染処理は成果を収め、市街区の水質環境も大きく改善されたという。
王氏は、北京の中心地区の汚水処理率は去年90%に達し、今年は汚水処理業務の推進に伴い、処理率は向上し続けるだろうと述べる。また同市の再生水使用率は去年が46%、今年は50%にまで上昇するだろうという。
※ ○は土偏に貝
「人民網日本語版」2007年10月25日 |