北京市交通委員会が発表した最新統計データによると、地下鉄全線で統一運賃が2元に改定されたことを機に、市民が軌道交通を利用する際の運賃は以前の距離別運賃制に比べ、1人当たり1.3元下がった。「北京日報」が伝えた。
以前の距離別運賃制では、市民1人が地下鉄を1回利用した時の交通費は、乗換などを含めて平均3.3元だった。このほど地下鉄全線で2元の統一運賃が実施されてから、乗客1人あたりの地下鉄運営会社の損失額は約1.25元となっている。5号線開通1週間後の地下鉄全路線の1日平均旅客輸送量は延べ253万人と、その前週より延べ90数万人増加した。北京市政府は財政補助金という形で地下鉄会社に対する補助を実施するという。
「人民網日本語版」2007年11月26日 |