北京五輪オフィシャルサイトの記事によると、ローザンヌ現地時間12月10日、IOCはチベット独立分子が提出した北京五輪参加の申請を拒否した。
同日、100余人のチベット独立分子はスローガンと横断幕を揚げてIOC本部の外に集い、NGOのいわゆる「チベットオリンピック委員会」はIOCの官員に北京五輪参加の申請を提出したが、「国際社会が認めた国家オリンピック委員会でなければ北京五輪に参加することはできない。より重要なのは、チベットは中国から切り離せない領土の一部である」とIOCはけんもほろろにそれを拒否した。
IOCの規則によると、1996年以後、国際社会が認めた国家オリンピック委員会でなければ、オリンピック大会に参加することができない。中華台北オリンピック委員会は1996年以前に認められたものであるので、自ら五輪大会に参加する資格を持っている。北京五輪組織委員会はあるコミュニケで、「チベットは中国の領土の一部であるので、自ら北京五輪に参加することができない」ことを明らかにした。
「チャイナネット」 2007年12月11日 |