北京税関と天津税関は4日、北京・天津両市の経済一体化の推進に向けて、協力覚書に調印した。
数年来、両税関は行政区域の枠を超え、新たな協力モデルを模索してきた。2005年末には、天津税関が率先して北京税関とともに管轄区域を超えた通関改革を展開し、所在地で申告し、税関で検査するシステムを実施した。今年の北京五輪開催期間には国外からの物資の約60%が海上輸送ルートで運ばれる見込みで、天津は北京の「海の玄関」として、大量の五輪関連物資を取り扱うことが予想される。今回の合意では、五輪物資の通関作業協力メカニズムの構築、通関手続きの簡略化、迅速でスムーズな通関の効果的な保障といった方針が明確に打ち出されている。
「人民網日本語版」2008年1月7日 |