「新華網」によると、今年の北京オリンピックを控え、格安ホテルチェーンが急進を見せている。中国ホテル協会のまとめでは、一部格安ホテルブランドの年間拡大率は200%に上るという。ホテルチェーンは次々と新設店を増やすと同時に宿泊費も調整し、五輪経済に与る準備を進めている。
「中国青年報」によると、セブンデイズホテルグループは23日、北京と天津の全ての部屋について、五輪期間中の宿泊予約権をネットオークションに出すと発表した。オークション対象に該当するのは9万室以上という。
北京五輪組織委員会との契約を結んだ120のホテルでは今年1月から、「北京2008オリンピック公式ホテル」の看板を続々掲げている。一方で大会と契約していない大多数のホテルに関して言えば、とりわけ宿泊費の面で格安ホテルチェーンが星付きホテルよりも断然財布に優しい。セブンデイズのほかにも如家(ホーム・イン)、スーパーエイト、格林豪泰(グリーン・ツリー)などのホテルチェーンが、五輪期間中の予約受付を始めている。競技会場に近い部屋は予約が一杯になった場所もあるが、他はウェブサイトやホテルのフロントで、個人・団体共に受け付けている。
「人民網日本語版」2008年1月27日 |