中国航空第二グループが製造した「直9型」、「CA109」型ヘリコプターは、8月の北京五輪期間、様々な分野で利用されることになっている。
「直9型」ヘリコプターは、五輪期間、北京の上空を飛行し、パトロール、事故の救援、「空中バス回廊」のテスト飛行を実施する。また合弁で生産される「CA109」型ヘリコプターは、CCTV(中国中央テレビ局)の空中撮影に利用されるほか、北京市公安局の警察用ヘリコプターとして、空のパトロール、モニター、渋滞の監視やコントロール、空中指揮、テロ対策、突発事故の対処などの任務を行うことになっている。
「軍用製品を元とし、民用産業を振興する」という方針を堅持する中国の民用ヘリコプターは、近年より多くの分野で使用され、国際間協力の分野もさらに多くなっている。
「チャイナネット」 2008年2月18日 |