北京市の地下鉄10号線のオリンピック支線は、ほぼ整備が完了し、駅コンコースの施工も始まっている。駅構内は、黒、白、グレーを主とした洗練された色調で内装が進められている。同線路はすでに走行テストを完了しており、28日に試運行が開始される予定だ。「北京晨報」が伝えた。
今回、運行予定の10号線のオリンピック支線は全長24.65キロメートルにおよんでいる。始発駅を万柳駅に、終着駅を勁松駅とする、北京北部から東部を貫くもの。地下鉄5号線が旧市街地を南北に貫いているのとは異なり、10号線の沿線はほとんどがこの20年以内に建設された新市街地である。「都市最前線」の理念が、一連の設計におけるテーマとなっている。
「人民網日本語版」2008年2月28日 |