青島オリンピック・ヨットセンターは山東省青島市の浮山湾に位置し、約45万平方メートルの敷地面積を持ち、そのうち約30万平方メートルがオリンピックで利用される。
ヨットセンターの建設工事は、陸上部分と水上部分に分けて行われた。陸上部分では、試合管理センター・選手村・選手センター・メディアセンター・運営保障センターの5つの建物を中心に、環境保護の理念なども取り入れた総合的な工事が行われた。水上部分の工事では、主防波堤・副防波堤・測定ホール埠頭(ふとう)・オリンピック記念壁埠頭などの建設が行われたほか、沿岸保護のための改造などが行われた。オリンピック記念壁埠頭と副防波堤、測定ホール埠頭で囲まれる湾の面積は15万5000平方メートル、主防波堤と測定ホール埠頭で囲まれる湾の面積は7万5000平方メートルとなる。大会開催時にはオリンピック記念壁埠頭の西側に浮き埠頭を設置し観客の船の停泊場所にするなど施設が仮設され、ヨット試合の必要を満たす。
「人民網日本語版」2008年3月14日