北京辺防総站の満聚友・站長は22日、同総站の移動式出入国管理システムがすでに正式に完成し、現在テスト使用段階にあることを明らかにした。同システムを運用すれば、同総站の警察は直接機内におもむき入国手続きをすることができるようになり、国際オリンピック委員会の職員や選手、各国元首らは入国の際に検査を待つ必要がなくなる。「北京晨報」が伝えた。
満站長によると、オリンピック期間中は各国選手団の出入国が集中し、検査の待ち時間が長すぎるという問題が起こりやすい。この移動式システムの運用が成功すれば、国境検査にあたる警察は必要に応じて移動しながら作業をすることが可能になる。これによって出入国作業の効率を上げることができるだけでなく、オリンピック関係者に対してより良いサービスを提供することができるようになる。
「人民網日本語版」2008年3月23日
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