各国オリンピック委員会連合(ANOC)主席、国際オリンピック委員会(IOC)執行委員のマリオ・バスケス・ラーニャ氏は9日、「205の国と地域のオリンピック委員会が北京五輪に参加し、北京五輪は、参加する国や地域が最も多いオリンピックになる」と語った。
第16回ANOC代表大会は同日午後に閉幕し、ラーニャ主席は閉幕後の記者会見で、「今回の代表大会の最も重要な議題は、北京五輪を成功した大会にするために、どのように協力するかということだった。会議の期間、全ての国と地域のオリンピック委員会は北京五輪への支持を表明し、北京五輪に参加する態度を明らかにした。つまり205の国と地域のオリンピック委員会が、北京五輪に参加する。私たちはこのことにとても満足している」と語った。
ラーニャ主席によると、今回の代表大会は北京五輪についての宣言を打ち出しており、IOCが検討した後、最終のバージョンが発表されることになっている。
今回の代表大会のスケジュールでは、10日午前にANOCとIOCが連合会議を開催する。ANOC はIOCに属する20の国と地域のオリンピック委員会からなり、IOCに次いで世界2番目の国際スポーツ組織だ。ANOCは2年ぶりに代表大会を催し、各国や地域のオリンピック委員会、各大陸のオリンピック委員会連合、各種目の連合会、IOC会長および執行委員会の全員が出席し、各国や地域のオリンピック委員会に関する重要な問題について討議を行う。
「チャイナネット」 2008年4月10日 |