米国オリンピック委員会は9日、サンフランシスコ市で同日行われた聖火リレーは安全で成功したものだったとする声明を発表した。
声明はまず、サンフランシスコの市長や警察署長、各職員らによってなされた聖火リレーの安全と成功への貢献をたたえ、「オリンピックの精神と理想を象徴する五輪聖火が多くの人々の手を経てサンフランシスコを走り切ったこと」に喜びを示した。またリレールートの変更に関しては、「失望した人がいることはわかっているが、市は市民の安全を守ることを最優先とした」と理解を求め、「ルート変更の決定は米国オリンピック委員会と北京オリンピック組織委員会が十分な話し合いを経て下したものだ」と説明した。最後は、「聖火ランナーとサンフランシスコ市にとって、またオリンピックに触れることができた全ての人々にとって、今日は特別な日だった。聖火リレーを受け入れたサンフランシスコ市に感謝する」として閉じられた。
「人民網日本語版」2008年4月11日 |