北京オリンピック、パラリンピックを応援する中国在留日本人の会が4月24日に発足した。岩崎次彌会長はこの日の午後に開催された記者会見で、活動の趣旨や内容、参加機関などについて説明し、北京五輪組織委員会国際連絡部の趙会民部長、JOCの板橋一太常務理事がそれぞれあいさつした。在中国日本国特命全権大使の宮本雄二大使、北京市政府外事弁公室、北京市対外友好協会の関連スタッフも出席した。
岩崎次彌会長
岩崎次彌会長はあいさつで、「北京オリンピックとパラリンピックは世界と人類の祭典であり、アジアで20年ぶりに開催されるものです。私たち中国在留の日本人はその成功を心から願っており、またもちろん日本の選手の方々にも大活躍していただきたい」と語った。
趙会民処長は、「北京オリンピック、パラリンピックを応援する日本人の会の成立は、中日友好を促進する面で大変大切なことです。1964年の東京オリンピック、1988年のソウルオリンピックは、日韓両国の経済や社会の発展を促進させました。その経験を私たちは参考にし、学ぶに値します。この場を借り北京五輪組織委員会を代表して、北京オリンピック、パラリンピックへの支持、中日友好への積極的な貢献を感謝し、貴会の影響によりもっと多くの日本人が中国友好に参加し、子々孫々中日友好を推し進めることを期待しています」とあいさつした。
記者からの質問に趙会民部長は、「北京オリンピック、パラリンピックを応援する日本人の会は、日本選手だけでなく世界各国の選手のために応援するよう期待しています」と答え、宮元大使は中国語で「私も情熱を込めて中国選手を応援します」と語った。
「チャイナネット」 2008年4月25日
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