27日、北京市地下鉄自動発券・改札システムの供用前最終試験が行われた。試験業務に携わった関係者によると、同市地下鉄は予定通り5月17日より、自動発券・改札が可能な片道電子きっぷが使用されることとなり、30年にわたり使用された紙製きっぷの歴史が幕を閉じる。「新京報」が伝えた。
27日、同市地下鉄和平門駅で作業員が自動発券機の試験を実施、発券機は順調に作動した。作業員によると、北京市地下鉄はAFC自動発券・改札システムとよばれるシステムを全線に採用しており、同システムのほか、同システムのオンライン接続状況についても試験が行われた。今回の試験はAFCシステム供用前最後となる大規模な試験であり、1号線、2号線、5号線、13号線、八通線、および開通を目前に控えた10号線、奥運(オリンピック)支線、空港線の各路線と120あまりの駅で実施された。今回の試験では、各駅約3千枚の電子きっぷのほか、2百枚の公共交通ICカードが使用された。
「人民網日本語版」2008年4月28日 |