北京五輪の聖火リレーは28日、朝鮮平壌での聖火リレーを無事に終えた。平壌の金日成体育場前の聖火皿にともされた聖火は、3000人以上の観衆の拍手にこたえるように、激しく高く燃え始めた。
平壌での聖火リレーは、これまでに行われた北京五輪の聖火リレーのなかで最も壮大なリレーとなった。観客の多さは圧倒的で、朝鮮オリンピック委員会の職員によると、今回聖火リレーを見に訪れた平壌市民は40万人にのぼる。20キロにおよぶルートを走った聖火は、道の両脇に並んだ市民の熱烈な歓迎を受けた。
「人民網日本語版」2008年4月29日