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北京五輪開催まで
五輪を通じてチベット文化を世界に紹介

四川省の西蔵(チベット)自治区自治区は中国第2のチベット族の居住区だ。この場所にはチベット民族の文化的特色を残す文化遺産が多数分布する。「新華社」が伝えた。

中国政府は現在、チベットの英雄叙事詩「ケサル王」やチベット医薬学、徳格印経院(デルゲ・パルカン)にある大蔵経の木版印刷技術、チベット仏画「タンカ」、チベット族の英雄・ケサル王の彩色石刻などを「国家級非物質文化遺産(無形文化遺産)」リストに登録し、重点的な保護を行っている。色達(セルタ)県は04年に四川省政府から「チベット劇『ケサル王』の里」の称号、昨年7月にも文化部から「中国民間文化芸術の里」の称号が与えられた。チベット族の文明の「生きた化石」と呼ばれる徳格印経院は現在、政府の協力の下、世界文化遺産に申請している。

甘孜州文化局の宋興富・局長は「甘孜州にあるケサル王のタンカ絵1千枚余りが08年北京五輪文化宣伝事業に登録された。これは03年に約2千万元を投じて制作が始まった英雄叙事詩『ケサル王』の一部で、五輪を通じてチベット文化を世界に紹介していく」と話す。

この他、中国民間文芸家協会が実施する中国民間文化遺産・緊急保護事業「中国タンカ芸術集成」の一部、徳格県の「八邦巻」はすでに全面調査と編纂作業を終え、今年中には出版される予定だ。

「人民網日本語版」2008年5月3日

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