第3期北京五輪チケット138万枚の販売が、国内一般市民を対象に、5日午前9時からスタートした。市民は五輪組織委員会チケットセンター公式サイトと540カ所の中国銀行販売代理窓口でチケットの購入が可能。「新京報」が伝えた。
第3期北京五輪チケット販売では、244回試合のチケットが売り出される。オンライン・銀行窓口という2種類の方法により、5日午前9時に一斉に発売された。オンラインによる購入は24時間受け付けている。銀行窓口での販売時間を逃した人は、オンラインでのチケット予約が可能だが、予約日から3日以内に銀行窓口で料金を払って購入手続を済ませなければならない。
中国銀行はチケット販売専門部門を組織、一般市民向けサービスを行なっている。中国銀行王府井支店フロアマネージャーを務める高氏によると、支店内のひとつのチケット販売窓口で、午前9時から午後5時までの営業時間中に、約30件のチケット購入処理が可能という。しかし、同氏は、銀行のネットワークシステムはその他のシステムに比べ迅速な処理ができないため、可能な限りオンラインでチケットを予約した後、身分証明書を持参して銀行でチケット代金を払うというよりスピーディな方法を勧めている。
五輪組織委員会チケットセンターはこれまでに、大部分の価格帯にある各試合チケットの販売枚数は十分に足りており、軒並み1千枚以上用意されているため、購入時には焦らず選ぶことが可能だと説明していた。
国内一般市民は5月5日から6月9日までの販売期間中にチケット代金を支払うが、チケット現物は競技場現場で受け取る。1人1回につき6枚まで購入可能。6月10日から同月12日までの間、チケット販売はオンライン・銀行窓口ともにストップする。
「人民網日本語版」2008年5月5日
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