李振強さんはオリンピックの馬術競技に参加する最初の中国人になった。
広東省東莞市では5日午後、第9回『東莞市の十大傑出青年』の授賞式が行われた。この賞を授賞した、「農民馬王」と呼ばれる李振強さんは、激しいオリンピック出場資格の試合を勝ち抜き、北京オリンピック馬術の参加資格を射止めた。そして中国人として初めてオリンピックの馬術競技に参加することになった。
中国国家馬術チームの最高レベルの選手であり、広東省馬術協会の副会長を務めている今年38歳の李さんは、長安鎮錦夏村の農民出身。今まで中国の馬術に大きく貢献してきたため、「馬王」と呼ばれている。
李さんはずっとオリンピックを夢みてきたが、ある困難が立ちはだかる。それはオリンピックの馬術の出場には、手の届かないほど高額な馬を所有していることが条件だったからだ。長安鎮は社会の各界へ支援を呼びかけ、やっと馬を購入するための1200万元の資金が集まった。
「チャイナネット」2008年5月6日 |