6日北京で開催された「オリンピック新メディア版権保護フォーラム」によると、中国中央電視台(テレビ局・CCTV)国際チャンネルが北京五輪インターネット・ポータルサイト向け中継の独占配信権を獲得した。大陸部における五輪テレビ中継権を有する省級各テレビ局は、五輪各競技の映像信号の自局のウェブサイト・ポータルサイト上での放送は許可されない。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
国家広播電影電視総局(広電総局)副局長を務める胡占凡・CCTV副局長が本フォーラムの席上明らかにしたところによると、2008年北京五輪では五輪史上初の試みとして、国際オリンピック委員会はテレビ放映権と新メディア放映権をそれぞれ別途販売した。CCTVはテレビ放映権取得後、国際オリンピック委員会より北京五輪の新メディア放映権も独占取得、中国大陸部および澳門(マカオ)における北京五輪インターネット・ポータルサイト向け放送についてはCCTVが独占権を有する。
人民網、新華網、捜狐(SOHU)などメディア百社あまりが本フォーラムにて「オリンピック新メディア版権保護北京宣言」に署名した。
「人民網日本語版」2008年5月7日 |