試合情報・会場案内・チケット情報などを多言語対応で提供する「五輪コールセンター」が7月1日にオープンする見通しだ。
北京オリンピック組織委員会は31日、同センターを設置する6社と協議書に調印した。
同センターの業務フローやサービスルールはすでに専門家や顧問を集めて決定された。今回の調印式典では国内の情報サービス分野に通じた最高顧問9人と、業務上の専門家16人を招聘した。また、同センターは関連業界の企業から優秀な社員が派遣されて日常の業務にあたり、北京オリンピック組織委員会の募集した大会ボランティア1400人余りもメンバーに加わる。これにより、専門的な人材指導、業界スタッフの参加、ボランティアによるサービス提供というひとまずの運営体制が築かれた。
また、「北京市非緊急救助サービスセンター」の12345ホットラインも同センターと連結した体制を構築し、協力してサービスの強化を図るねらいがある。五輪コールセンターは主に外国人を対象とした多言語による試合情報サービスを提供し、12345ホットラインは主に都市の総合情報サービスを提供することになっている。
「人民網日本語版」2008年6月1日 |