北京ダックで有名な全聚徳グループは、「スポーツメニュー」を公開し、北京にある9カ所の店では、60種の特色ある料理を提供する。全聚徳グループの170人の料理人は、すでにオリンピックの選手村に行っており、大会期間中には200人を超える料理人が、外国人に提供する全聚徳の北京ダックを任される。
オリンピック期間中、選手村の看板料理は、北京ダックと水餃子だ。この60種の特色ある料理は、主にオリンピックの時に北京観光に来る選手や関係者、記者に提供される。
これら特色ある料理は、全聚徳の料理人が数十年の経験を経て作り出したもので、伝統を継承した上で今の流行を取り入れている。例えばパンを添えたフォアグラのペースト、クリームと北京ダックの和え物、季節の野菜と焼いたアヒルの胸肉などで、栄養のバランスも考えられている。
また「野球のベビーコーン」「テニスサラダ」「円盤シイタケ」など、オリンピック競技の名称がついた料理も登場し、細切りにしたアヒルの手羽先の肉で作った「鳥の巣」や、肉凝りなどでできた「水立方」はまるで本物のようだ。
「チャイナネット」2008/07/04 |