北京環境保護監視測定センターのデータによると、北京の大気清浄度は22日、二級(良)となった。大気清浄度が二級以上となった日数は、7月1日から22日までで、測定日数の95%におよぶ21日に達し、昨年の同期間より2日増加した。
北京市環境保護局の杜少中?副局長によると、自動車通行規制などの排出削減措置の実施は、大気清浄度の改善に一定の効果をもたらしている。大気中の汚染物質の累積速度は明らかに緩和された。
環境保護局の資料によると、北京市の大気清浄度が二級以上となった日数は、今年年初から7月22日までで、測定日数の70.6%におよぶ144日に達し、昨年の同期間より15日増加した。
7月の北京の大気清浄度は昨年同月よりも改善している。▽市内の中央国家機関▽北京市の党と政府の機関▽市内の企業?事業体――の車両は6月23日から半数の通行が制限された。排ガス基準に満たない市内の30万台は7月1日から走行禁止となった。ナンバーの偶数?奇数による通行規制も20日から開始された。これらの措置によって、自動車の排ガスと直接関係する各汚染物質の状況は改善し、一酸化炭素の濃度は15%、二酸化窒素の濃度は27%、浮遊粒子状物質の濃度は24%低下した。
「人民網日本語版」2008年7月24日 |