日本の外務省は6日午後、北京五輪開会式に出席する福田康夫首相のスケジュールを発表した。訪中の時間が24時間にも満たない中で福田首相は、胡錦涛国家主席や温家宝総理と会談を行い、日本五輪代表チームを訪ねることになっている。
福田首相は8日午前に出発し、当日の午後、胡錦涛国家主席及び温家宝総理と会談し、北京五輪の開催や中日両国関係の今後の発展、四川大地震の復旧などについて意見を交換することになっている。日本の首相がオリンピックの開会式に出席するのは、1988年のソウルオリンピック以来初めてで、日本側が両国関係を重視し、両国の戦略的互恵関係のさらなる発展を促進する姿勢を示している。
福田首相は、8月9日午前に長崎で行われる被爆63周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加するため、開会式が終わったあと特別機で直接、長崎に向かい、北京では宿泊しない。
「チャイナネット」2008年8月7日 |