天津市で年初から今月22日にかけ、大気汚染指数が2級(良)以上となった日数は176日で、観測日数全体の86.3%を占めた。北京五輪サッカーの予選開催地および北京五輪の大気質を確保する直轄市の一つとして、天津市は地域の一体化、部門間の協力システムを通じて、二酸化硫黄による排気汚染の減少、石油と天然ガスの回収、自動車の排気ガス汚染の監督管理など、全力で大気汚染対策を実施してきた。
石炭燃焼によって放出する排気汚染の防止対策の面で、天津市は発電所の脱硫装置の取り付けを行い、6月末までに発電所の石炭燃焼ユニットに脱硫装置を取り付ける任務をすべて完了した。
自動車の排気ガスによる大気汚染への管理、および石油と天然ガスの回収の面でもその効果が表れてきている。全市において公共バスを3012台更新し、850台を改造したほか、タクシー1万9000台も更新した。7月末までには、さらに150台の公共バスも改造する予定だ。
「人民網日本語版」2008年7月25日 |