外交部の定例会見で24日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。
――中国は北京五輪開会式に何カ国の首脳を招いたのか。うち出席を決定したのはどの首脳か。日本の福田首相はすでに出席を決定したが、胡錦濤国家主席との会談はあるか。胡主席はほかにどの国の首脳と会談する予定か。
最初の質問は、北京五輪開会式への外国首脳の招待の手続きに関するものだ。わたしはすでに、外国首脳を招待するのはそれぞれの国のオリンピック委員会だと繰り返し説明してきた。開催国として中国は、開会式その他の北京五輪の活動への各国首脳の出席を熱く歓迎し、また、必要な便宜を提供する。何カ国の首脳の出席が確認されたについては、オリンピックにおける登録貴賓の招待の流れを紹介したばかりだ。登録貴賓には国家元首、政府首脳、王室代表、および国際オリンピック委員会(IOC)加盟国・地域のスポーツ担当大臣が含まれる。この4種類の人々は開会式その他の活動に登録貴賓として出席する。
福田首相が北京五輪開会式出席のため訪中した際に中国首脳と会談するか否かだが、中国側はオリンピック観戦のため来中した各国首脳との会談を望んでいる。日程等については細部を詰めているところだ。確認後、みなさんにお知らせする。取材も歓迎する。
私たちは北京五輪開会式への福田首相の出席を熱烈に歓迎する。首脳間のハイレベルの接触は、中日関係の発展を推進する重要な役割を果たしてきた。胡主席と福田首相は今年すでに2回会談している。中国首脳は、福田首相が北京五輪開会式出席のため訪中した際、時間の調整がつけば、両国関係や関心を共有する問題について意見交換したいと考えている。
「人民網日本語版」2008年7月25日 |