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五輪の安全なくば、何事も語れず
発信時間: 2008-07-25 | チャイナネット

国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は五輪最大の問題は安全だと何度も強調し、北京五輪に対しても、五輪の警備は競技本来よりも重要だと何度も呼びかけている。このため、開催都市では警備ランクを高めるのが国際的な慣例となっている。過去の五輪開催国は安全問題を第一に考えてきた。

五輪開催は中国人の夢であり、開催成功も並大抵のことではない。北京を訪れ、この歴史的な祭典に参加する世界各国の人々をわたしたちは厚くもてなさなくてはならない。客人の中には、試合観戦に訪れる観客のほか、ほぼ全世界の政府要人、スポーツ界のスター、国際組織の官僚らもいる。特に警戒が必要なのは開会式だ。開会式には各国の国家元首や政府首脳が出席するため、これまでもテロリストの襲撃の重要な目標となってきた。遠方から来た客人の一人一人の安全を守るのはわたしたちの務めだ。こう考えると、北京における五輪警備が細部にまで行き渡っているのは、安全を脅かす事件発生の可能性がある、あらゆる公共の場所に警察当局が警戒体制を敷いているからだ。

特色豊かで高水準の五輪開催には安全が前提となる。祭典の到来を目前に控え、北京はすでに万端の準備を整えた。わたしたちは最も盛大で、そして安全な五輪を北京で開催し、全世界の人々とこの五輪を分かち合うことを期待している。

「人民網日本語版」2008年7月25日

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