北京オリンピック組織委員会(BOCOG)メディア運営部の孫維佳部長は27日、五輪中の空からの撮影と衛星を通じた生中継が五輪登録メディアに向けて許可されたことを明らかにした。
孫部長によると、北京オリンピック中継放送有限公司はすでに、空からのテスト撮影を行い、そのすぐれた効果を確認している。BOCOGは五輪開幕式前に、北京オリンピック中継放送有限公司と中国中央電視台(CCTV)と登録メディアに向けて、北京での空中撮影のための手配を行う予定だ。またBOCOGは、テレビ中継業者と登録メディアに対し、衛星中継車やSNG(衛星ニュース素材伝送)車などの衛星通信設備の利用も許可。テレビ中継業者と登録メディアは、BOCOGの発給した許可証を持っていれば、衛星通信設備を利用した許可区域での取材?報道を行うことができる。BOCOGは現在までに、テレビ中継業者のために、6カ所のライブカメラと2カ所の報道スペースを設置している。
孫部長によると、BOCOGは中国税関と協力して、より便利な通関サービスを五輪登録メディアに提供していく方針だ。このサービスには、登録メディアの五輪関連物資に対する免税通関措置や、記者個人の持ち込む取材機材に対する機材確認証の空港での作成などが含まれる。
「人民網日本語版」2008年7月28日 |