北京市交通当局は27日、地下鉄オリンピック線の試運行について、28日から乗客を乗せると発表した。北京五輪の関係者、ボランティア、報道陣など、五輪組織委員会が発行する、オリンピック中心区へ入るための有効な証明書を持つ関係者に、無料で開放する。一般市民は五輪開幕後競技当日のチケットが必要で、開幕まで乗車できない。「京華時報」が伝えた。
オリンピック線は19日に試運行を始めたが、安全検査の関係上、これまで乗客を乗せていなかった。規則上、北京五輪の期間、関係者やボランティアは中心区へ入るための有効な証明書、観戦者は競技当日のチケットを提示し、安全検査を受けた後に無料で乗車できる。
地下鉄運営当局は「現在オリンピック線は試運行の段階にあり、全システムが調整中。車両と設備、設備と設備、運行指揮システム間に不都合が生じるおそれがあり、試運行期間中の改善が必要。乗客サービスに関する設備、施設も必要に応じて適切な調整、拡充、改善が必要」としている。
「人民網日本語版」2008年7月28日 |