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早大の講師、「北京オリンピックへの4つの期待」
発信時間: 2008-08-01 | チャイナネット

田邊 潤

自己紹介

はじめまして。田邊潤です。

この4月から1年の予定で早稲田大学からの交換研究員として北京大学に派遣され、現在北京大学の宿舎で暮らしています。日本では早稲田大学の付属高校である本庄高等学院で保健体育を教える傍ら、所沢にある早稲田大学スポーツ科学部で陸上競技や健康スポーツについての講義も受け持っています。中国に来た目的は、中国のスポーツについて子供たちの学校教育からお年寄りの健康作りまで幅広く調査し、学ぶことです。もちろんオリンピックが開催される北京の街や人々の様子を肌で感じ、中国の人々の中に混じって一緒に感動を味わってみたいと考えたことも北京に来た大きな理由です。

様々な武術や雑技、古式体操、舞踊など、長い歴史から育まれてきた中国独自の体育が、オリンピックという世界最大のスポーツの祭典とひとつに融合し、頂点を迎えようとしている瞬間を自分の目で直接見られることにスポーツ指導者として今大きな感動を覚えています。

このたびは、CRIのホームページに私の感じる北京とオリンピックについて書かせていただけることをとても光栄に思っています。北京に住み、肌で感じて思うことを幅広くお伝えできればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

北京オリンピックへの期待

いよいよ北京五輪もカウントダウンが近づいてきました。私の期待するものについていくつか書いてみたいと思います。

1 開会式

なんといっても開会式は素晴らしいイベントになると思います。古代から多くの新発見や固有の文化を長い年月を超えて世界に向かって発信し続け、世界をリードしていた中国の誇る歴史、そしてこの世界最大のスポーツの祭典を開催できる中国国民の喜びを、開会式のセレモニーの中では余すところなく表現してくれるのではないかと思っています。

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